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BLUE NOTE

SS_彼の嘘まで愛してる1

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「あんま飲みすぎんなよ・・・」玄関先までついてきたヨンファヒョンは靴を履き替えているオレの背中に声をかけた。「大丈夫だよ。ねぇ本当に一緒に行かない?」オレがいっつもヒョンの話ばっかりするから集まるたびにみんなに「一度オマエの大事なヒョンを連れてこいよ」って、言われてるんだけどなぁ・・・「行かない」そう・・・彼に言ってみても今みたいにつれない返事しか返ってこない。一緒に行けば今夜は何をして時間を潰し...

SS_彼の嘘まで愛してる2

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「行ったか・・・」リビングのソファに座ってやけに大きく響いた玄関の扉の閉まる音を一人きりで聞いていた。ミニョクは自室に籠っているし、ジョンシンは仕事で出かけている。「ちぇ~つまんねぇの~」やることなんて山ほどあるのにこんな時ほどどれもヤル気がおきなくてオレは時間を持て余していた。だったら一緒に行けばよかったって?そんなのイヤに決まってるだろ・・・一緒に行ってからかわれるのもイヤだし妙に気を遣わせる...

SS_彼の嘘まで愛してる3

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「み~にょ~く❤いるんだろぉ~?」ドアの向こうから聞こえるあきらかに酔っぱらいだと思われるヨンファヒョンの声。こんな時に相手をするとロクなことはおきないってことを分かっているオレは寝たふり、聞こえないふりをしていた。「なぁなぁ~こんな時間だし、まだ起きてるだろ~?」こんな時間でもオレは寝てます・・・寝てるんです。だから静かに一人で飲んでてください。さっきヒョニヒョンの「いってきます」の声が聞こえて...

SS_彼の嘘まで愛してる4

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ビールで濡れたオレの首筋をペロリと舐めるヨンファヒョン。「おいしぃ。」ああああぁぁぁ・・・この人「おいしぃ」なんて言っちゃってるけど正気なんだろうか?「ミニョク~Tシャツにもかかって冷たいだろ? ほら、脱がせてやるから手を上にあ・げ・て♪」オレの着ているものを脱がしにかかってる。「あ・・・いいよ。自分でできるからさ・・・」「だーめ。風邪ひいたら大変だろ?ヒョンの言うことは 聞いておくべきだぞぉ~~...

SS_彼の嘘まで愛してる5

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「ただいまぁ」今日は一人きりの仕事をしてきてその後食事に誘われたから帰ってくるのが遅くなった。玄関を開けて中に入るとリビングの方が明るかったからまだヒョン達が起きているのかな?みんなで映画でも見ているんだろうか?様子を伺いながらリビングへと足を向けるとそこにあったものにオレは閉口した。テーブルにズラっとならんだビールの空き缶とおそらくつまみがわりだったんだろうスナック類とソファで横になるミニョクの...