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BLUE NOTE

藍の絆 1

2
また来てしまった。オレは目の前のドアをじっと見つめる。そこは森の中にある一軒家。周りには建物一つないその場所にそれはあった。大自然に建っているというのに、近代的な佇まいの建物には一枚の大きなドアが訪問者を迎える。この数か月ほどの間、週末になるたびにオレはこの扉の前に立ってる。ドアの向こう側に何があるのかを実のところオレは知らない。ただ運命を変える場所だと・・・・そう聞いていた。小さく息をつく。開け...

藍の絆 2

0
霧のかかった森をふわふわと彷徨っているようだった。眠ってはいない。けれど口を開くことも、ましてや身体を動かすことができなかった。半分眠っているような状態がどれくらい続いただろうか?指先が動くようになる頃にはぼんやりとした感覚がジンジンとした痺れに変わり意識も次第にはっきりとしてくる。目を開けたつもりだった。けれどそこは暗闇のままでオレはその時はじめて目隠しをされているのだということに気づく。「あの...

藍の絆 3

6
※R18:BLな表現があります。ご注意ください。強引に口中へ潜りこんできた舌が、敏感な粘膜を貪るように舐めまわす。わずかにした抵抗も抑え込むほどその激しい口づけはオレの頭と身体を痺れさせた。「・・・は、ぁぁ・・っ」舌を捕えられて吸われると、ピクリと腰が跳ねあがる。こういった行為を知らない訳ではない。されるがままに貪られ、奉仕を強いられるのには慣れていたが、彼がくれる刺激は何かが違った。「オマエの舌...

藍の絆 4

2
※R18:BLな表現があります。ご注意ください。「も・・・離して・・・」「何を言ってるんですか。これからが本番ですよ」若い男の方だろう。彼が涼やかな声で宣言する。「ミニョク、いつものように目いっぱい感じさせてやって」「わかってますよ」こうなったら二人のやり取りを結びつけるものは一つ。「まさ・・か」「大丈夫だよ。アナタはそのまま楽にしてて」ふわりと彼の重みを身体に感じる。温かい彼の舌先が胸のある部分...

藍の絆 5

10
鳥のさえずる声で目を覚ます。オレはおそるおそる目を開けてみた。------------やっぱりはぁ・・・・ため息吐いた。視界は真っ暗なままだ。あれは夢じゃなかった。運命を変えるかわりに眼隠しをしたままでここで7日間過ごす。そして彼らにオレは犯されたんだ。「・・・・・っ」身体の奥の違和感が嫌でも眠る前の出来事を思い出させる。重く気だるい身体を起こし、身体を確かめるように全身に触れていく。濡れていた下腹はきれいに...