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BLUE NOTE

SS_20131029-1001

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ワールドツアー次の会場になる上海に発つ為にオレ達はその日空港にいた。オレはすこぶる機嫌がイイからいつも以上にテンションが高くってスタッフの肩を揉んだり、ジョンシンといつも以上にスキンシップをしてふざけあっていた。「ジョンシナ!今夜も同じ部屋なぁ~!!なぁなぁ何して遊ぶ??」そんなオレを見てるやつがいることにも気付かずに・・・最近はドラマの撮影に追われて音楽に浸る時間も余裕もなくって今回のワールドツ...

Note.20131002

6
「なぁ・・・ホントにそれやっちゃうのかよ」オレはファンへのソンムル用に準備したものにサインをするアイツに向かって話しかける。「んー?だって最近使ってないし、これならファンの人も絶対喜んでくれるでしょ?」そりゃそうだけど・・・それ、オマエが自分で買ったギターじゃんか。まだお金もあんまり無い時に楽器屋で悩みに悩んで決めたやつだってオレは知ってるんだぞ。キュキュっとペンの音がしてあの思い出のギターにサイ...

Note.20131006

3
「ただいま・・・」重い宿舎のドアを開けて一人小さな声でつぶやく。時計はとっくに深夜を回っていて針は夜明け近くを指していた。当然オレの「ただいま」に「おかえり」と返してくれる相手がいるわけもなく静まったリビングのソファに荷物を投げ捨て身体を沈めた。帰りが遅くなったのは出演が決まったドラマの撮影の為。今日もNGはあまり無かったものの演技が始まるとそれに夢中になって監督とあれやこれやと試していたらこの時間...

Note.20131001 夜の部1

9
※R指定かもしれません。自己責任でお願いします(^_^;)「ねぇ・・・そんなところで立ってないで、こっちにおいでよ」打ち上げから帰ってきたオレたち。ホテルの入り口から動かないオレにベッドに腰かけたオマエは声をかけた。2人きりになる前の立場は完全に逆転していて今はオマエが主導権を握ってる。『あとでおしおきね』ライブの最中に耳元で囁かれた言葉のせいでオレの足はピタリと止まったままだ。『おしおき』の理由を考えて...

Note.20131007

5
10月7日。今日はオレが俳優デビューをした日。真夜中に開いたファンのお祝いツイで思い出した4年前。******************************事務所から言われて受けたオーディション。オレに演技なんてできるわけがないと思いながらも決まったからにはとにかくやるしかないわけで・・・あの制作発表の場に立つことはとにかくオレには覚悟がいった。だってオレ・・・芸能界だったらなんでもよかった訳じゃなくて音楽がやりたかったんだ。...