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BLUE NOTE

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眼下に美しいフィレンツェの夜景が広がるオフィスの最上階。そこに一人の男がいた。勤務中の社員の姿も少なくなるこの時間は、効率よく持ち込まれる書類に目を通す時間だ。コンコンノックと共にドアから顔を見せたのはメイン秘書を務める男。「失礼します。今日目を通していただく分の書類は これで最後でございます」「ああ、そこへ」決められた場所に数枚の紙が差し入れられるのを目の端に映しながらも、男の目は画面に映し出さ...

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※R18:BLな表現があります。ご注意ください。「・・・んっ・・・」ぐちゅりと濡れた音が生まれたと同時にオレの中へ指が侵入を始める。「キミのここは本当に欲張りだね」背後から囁かれる声に、ぞくりと背中を走る何かに思わずそれを締めあげずにはいられない。「ほら、またおねだりしてる」クククと喉を鳴らして笑う息使いに、何かが這いずりまわるような感覚を覚えそしてまた、かの場所が蠢いた。「もう何度もいったのに」...

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お願いがあります。なんだ?言ってみなさい。オレにも守りたいものはあります。そして、守りたいという思いに反して自分の力が足りずに諦めなければならないことも知っています。だからだからなんだ?『・・・・人形遊びは楽しいですか?』喉まで出かかった言葉を腹に呑み込む。どうか慈悲を・・・・不足分はオマエが支払うと。もちろんワタシはマスターの望むままの『人形』ですから・・・・・綺麗に飾られてオレはとあるホテルの...

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※R18:BLな表現があります。ご注意ください。どうしよう、どうしよう、どうしよう。ごめんなさいと謝って今すぐこの部屋を後にするか、それとも従順に服を脱ぐか。オレは必死に思考をめぐらしていた。常識的に考えれば、こんなことあっていい訳ないし、即効部屋を後にしたっておかしくない状況だ。けれど、その時は多くを失うことになるかもしれない。『誠意を見せてくるんだよ』彼がオレに告げた一言は、この状況を分ってい...

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※R18:BLな表現があります。ご注意ください。「さぁ」呆然とうするオレの前で彼はベッドの縁に大きく足を開いて腰かけた。示された脚の間のそれは既に変化を見せ、窮屈そうに身につけているものを押し上げている。キミの番つまりはオレにも同じ行為をということだ。経験がない訳じゃないが、誰にでもできるかと言えばそうではなくて、オレはその場に座り込んでしまう。「さぁ」僅かに苛立ちを含む彼の声を聞いた時、やはり脳...