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BLUE NOTE

ひとりごと2

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「もしもし??今日も←来れないんですか? あんな修羅場であの人たちほったらかし? ありえないよねぇ・・・・・」無責任な電話の主からのお知らせに溜息をついてボクは仕方なく隣の部屋で修羅場中のヒョニヒョンに電話をした。『もしもし・・・オマエ、今どんな状況か分かってるんだよな?』「もちろん分かってますとも。で、ミニョクに聞けたの?」『・・・・・聞いた。ヒョンはどうだ?』「さっき薬飲ませて寝かせたから安心...

Note.201312××_To U(You) 4

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ヨンファヒョンは熱が高くて寝苦しいらしくあてていたはずのタオルは額からずり落ちていた。ボクはそれを拾うと再び冷やして顔へおきなおすとその冷たさに反応して目を覚ました。「・・・・あ、ジョンヒョナ?ありがと・・・」視界がハッキリしていないのか熱でぼぅっとしているのか、ボクとヒョニヒョンとを間違えているみたいだ。「悪い・・・ホント、ごめん・・・」「謝る必要なんてないよ、ヒョン」「あ・・・・れ?・・・ジョ...

Note.201312××_To U(You) 3

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前を行くオマエの背中が怒っていた。広いその背中を見ると、いつも飛びついて抱きつきたくなるのを・・・最近では我慢してたっけ。けど・・・も・・・できないや。オレにはそんな資格なくなっちゃった。**********ホテルに戻り、ジョンヒョン達の部屋へと連れて行かれるとそのままシャワールームへと直行し蛇口を捻ってバスタブへとお湯を注ぎはじめた。「まず、身体を温めて。話はそれから・・・」「い・・・・・」「イヤとか言わ...

Note.201312××_To U(You) 2

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雨と共にメロディがオレへと降りてくる。こんな状況の時でさえ思い浮かぶんだな・・・あ、こんな状況だから・・・か。オレの中で生まれたメロディは切なくてココロをぎゅっと掴むようなスローテンポの曲。書くものないなぁ・・・・録音するものも・・・持ってないや。雨宿りの為に店先のスペースへ身体を押しこめるとそこにしゃがみ込み濡れた身体を小さく丸めて今生まれたばかりの曲を口ずさんだ。戻ろうか?・・・・ここがどこだ...

Note.201312××_To U(You) 1

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「・・・・で、聞いていいかなミニョク」ミニョクはドアを開けてオレを部屋へと招き入れるとそのままベッドへ腰かけてヨンファヒョンのスマホを握りしめたまま動かない。ボクはそんなミニョクを問い詰めるように見下ろした。ミニョクはいつもと様子が違っていると思う。何かにとても後悔していてとても傷ついている・・・そしてそれらを全て諦めるように定まらない視線を手の中のものへ落していた。「ねぇ、ヨンファヒョンと何があ...

Note.201312××_To U(You) 0

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To U(You)君へ・・君のことを想わない日はない。君のことを探さない日はない。君が笑えばシアワセで君が辛そうにしていればココロが痛む。辛いなら辛いと言ってよ。その辛さを半分もらうから。悲しければ我慢しないで泣いていい。その涙が枯れるまで一緒にいてあげるから。笑顔を見せてそれだけでいいから・・・いつもの君の笑顔が見たいんだ。今のオレにできることは今のボクにできることは君に精いっぱい手を差し伸べる...

Note.201312××_swing heart 18

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PPPPP・・・意識の遠くでオレのスマホが鳴る音を聞いていた。あ・・・この・・・オト・・・・ヒョニ。どれくらい眠っていたんだろう?オレは服を着たままベッドで毛布にくるまっていた。時刻はとっくに日付を変え一緒にいたはずの部屋にはミニョクの姿はない。あれ?・・・どうしたんだっけ?PPPPP・・・寝起きの気だるい身体を返し、のろのろと手を伸ばしてベッド脇に置いてあるスマホを手に取り画面を叩く。『ホンヒョ...

Note.201312××_swing heart 17

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※R18:BL表現があります。ご注意願います。壊してしまえ・・・壊れてしまえ・・・ずっと見ていたあなたをオレにください。全部オレのせいにしていいから・・・******************************「何も考えないでオレだけを見ていて」ベッドへと押し倒したミニョクが言った。オレが抵抗すると思っているのか掴んだ手首に力が入りシーツへとオレを縫いつけ再びミニョクが顔を近づけてきて唇を押しつけられた。しっとりと柔らかな感触に...

Note.201312××_swing heart 16

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※R18:BL表現があります。ご注意願います。話があると言ったヨンファヒョンは何か決意したような瞳をしていた。分かってる。分かってるんだ・・・ヨンファヒョンが誰が好きで本当はどうしたいと思っているのかを。オレはヒョンにはっきりと拒絶されるのが怖くて少しの希望も見出せずヒョンを諦めなければいけないという現実から目を背けたかった。拒絶されるならいっそ壊してしまおうか。それともオレが壊れてしまおうか・・・そし...

Note.201312××_swing heart 15

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オレが好きなのは・・・・・・意識して距離をおき始めて改めて気付いた気持ち。微妙な距離がかえって相手を意識することになるなんて思ってもみなかったんだ。まさか人生の中で何度も同性に告白されるとは思わないだろ?アイツを好きになってオレ自身も戸惑って悩んで苦しんだからメンバーが同じように苦しんでるなら知らん顔なんてできなくて俺たちが距離をおいたことでどうにかなるなんて思ってなかったけど何とかしてやりたい、...

Note.201312××_swing heart 14

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※R18:BL表現があります。ご注意願います。「キスしていい?」白い肌を上気させ、黒い潤んだ瞳がオレを誘った。しょっかな・・・キスだけならしてもいいかな・・・オレもほどよく酔いが回って悩みや疲れ、色々な感情も自分の中で少しだけ色を失って今はただ目の前にいるオマエしか見えなかった。ギッ・・・・・向かい合わせに座っていたベッドから腰を浮かして軋んだベッドの音を合図にオレはオマエに向かって腕を伸ばしていく。「...

SS_20140314_Sweet White Day2

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ホテルに着くまで何かを求めるように走り続けた。君を・・・オレを・・・求めて。パタン・・・「はぁ・・・・」ドアが閉まって2人大きく息をついた。「久しぶりに走ったね」「おま・・・が走るか・・・らハァ・・・」2人でこんなに走ったのは久しぶりで息を切らして2人、目が合うと笑った。「あげたいもんってなんだよ・・・」 「あ、憶えてた?」彼の問いかけに笑いながら荷物を開け目的の物を探す。中から取り出したのは飴が入...

SS_20140314_Sweet White Day1

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昔、女の子と付き合った時はイベントなんて面倒くさいだけだったのに今はそのイベントが楽しみなんてオレも変わったもんだよな・・・なんでかって?それは天の邪鬼な彼がイベントに乗じて素直になってくれたりするから。それに今日はホワイトデーだし、男女が愛を確かめ合う日にオレも便乗して彼に告白するのも悪くない。オレが「好きだ」と言った時の彼が照れくさそうに、嬉しそうに笑うのを見るのがスキなんだ。****************...

Note.201312××_swing heart 13

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映画の試写会に取材にライブ。ジュニと活動中のジョンヒョンは後から合流。オレ達は来日して東京にいた。**********誰もいないホテルの部屋に一人きり。ミニョクとジョンシン、それにスタッフも夕食を食べに外出していた。『ヨンファヒョン本当に行かないの?』ジョンシンが最後まで心配して一緒に行こうと誘った。『悪いな夕飯はルームサービスでも頼んで休んでるよ』本音は食べに行っても味・・・しないし「どんな味?」なんて話...

Note.201312××_swing heart 12

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『ヒョンへ』から始まる見覚えのある文字で綴られた走り書きのメモが帰宅した自室の机の上にサプリメントと一緒に置いてあった。『これが効くらしい。飲んで。』たった一行それだけ。ふーーーん、これが効くんだ・・・キッチンで冷蔵庫から取り出したミネラルウォーターをあけると、一粒、二粒口へ放りこみ水を口に含んだところで「ヒョン、ちゃんと飲んだ?」・・・・ゴックン・・・・後ろから声をかけられて心の準備もなくサプリ...

Note.201312××_swing heart 11

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熱をもった唇をそっと指でなぞる。さっきからこれで何度目だろうか?オレの唇に自分の感触だけ残して部屋を出て行ったアイツ。その先を予感させるぐらい長いキスをしたのに約束どうりきっちりキスだけで離れていった。期待なんてしちゃいけないのにこの胸のモヤモヤはきっとオマエのことが好きなまま気持ちを止めているから・・・なんだろうな。我慢できない幼い子供の目の前に食べ物おいておあずけくらわせてるみたいにもうオマエ...

Note.201312××_swing heart 10

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味がしない・・・正確にいえば味が変。今朝飲んだコーヒーは甘いのにしょっぱかった。世界が壊れているのかオレが壊れているのか?初めてのことでオレは戸惑っていた。******************************「おー、ジョンヒョンお疲れ様。ジュニとの活動も順調だな」撮影を終えて事務所に寄れば顔を見たスタッフが声をかけてくる。ジュニが代表を口説き落してやることになった今回の活動もそろそろ終盤を迎えていた。「ねぇ、今日もうち...

Note.201312××_swing heart 9

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『ミニョクは?』・・・・とベッドで横になったまま本を読んでいると、扉の外側でヒョニヒョンがオレの名前を口にしたのが聞こえた。彼はオレと話をしたがっていたけど今ヒョニヒョンの顔を見て話なんかしたらあの夜のことをふと口にしてしまいそうになるからオレは彼をずっと避けている。オレがヒョンのことが好きなことも想いをぶつけてキスをしたことも知らないはずなのに。ヒョン、オレに何を聞きたいのさ・・・ヨンファヒョン...

Note.201312××_swing heart 8

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番組企画の休暇は撮影スタッフつきだとはいえ久しぶりにゲレンデに行けたしそれなりに楽しむことができた。オレを心配してくれたヒョンの可愛い顔も見れたし久しぶりに体温を近くで感じられてオレ的には満足。・・・だったんだけどオレ達の距離はそれからも縮まることはなくてむしろ以前よりも避けられるようになってしまっていた。**********「早いな・・・ジョンシン」朝早くからジュニと一緒に音楽番組の収録があるオレは外がま...

★falling slowly03

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★このお話は'falling slowly'のパラレルのお話になります。 MH×YHです。 苦手な方はスルーしてください。ベッドが揺れたような気がして目を開けた。海の中にいるような薄明るい寝室にほのかな光が差し込んでいる。「ごめ・・・ヒョン。起こした?」声が聞こえてきた方に目を向けるとミニョクの背中が見えた。どうやらミニョクがベッドの端に腰かけたせいでかすかに揺れたようだ。カーテンを開けた窓から部屋に月明かりが差し...

★falling slowly02

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※R18:BL表現があります。ご注意願います。★このお話は'falling slowly'のパラレルのお話になります。 MH×YHです。 苦手な方はスルーしてください。  そしてヨンはヒョニのもの!って方もゴメンなさい今日は 回れ右してください。本編はあくまでもJH×YHです。 そちらのお話がメインなのでそちらをお待ちください。オレはアイツじゃない相手の前に何も身につけていない身体を晒していた。ミニョクの手がオレの膝を割り...

★falling slowly01

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※R18:BL表現があります。ご注意願います。★このお話は'falling slowly'のパラレルのお話になります。 MH×YHです。 苦手な方はスルーしてください。「試してみるか?」ヒョンはオレをまっすぐに見て言った。オレの真意を探るような視線に射抜かれたオレはおそるおそる人さし指で彼の唇に触れたらヒョンは覚悟を決めたように静かに目を閉じた。ヒョンの中にオレがいないのは分かってる。だから「オレのこともっと知って・・・...

Note.201312××_swing heart 7

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ゲレンデを先に行くオマエを追いかけてオレも滑りだす。今はよけいな事はなんにも考えずにただ先を行くオマエを追いかけていられるこんな時間は冷たい風も全然気にならないぐらい今のオレにとっては貴重だった。「ぜってー追いつく!」性格そのままにスピードを出して真っすぐに滑っていくジョンヒョンの背中を膝に力を入れてオレもスピードをあげて追って行った。なんか、みるみる間に背中が遠くなっていくのが悔しかったからオマ...

Note.201312××_swing heart 6

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到着したゲレンデは一面の雪。コンディションもよさそうでオレ達のテンションも上がる。「わぁ~~、久しぶりぃ~~」今日はヨンファヒョンのテンションも高くて久しぶりに見る子犬のようにじゃれるチョディンな姿。ヒョニヒョンはそんな彼の後ろ姿を少しの距離を保ってついて歩く。気になるなら彼の傍に行けばいいと思うのにやっぱり行かない不器用なジョン。しょうがないなこのお兄さんは「ジョンシン早くリフト乗って上に上がろ...

Note.201312××_swing heart 5

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あこがれの宝物が自分の腕の中にある夜はドキドキして眠れなかった・・・・******************************コンコン・・・遠慮がちに部屋をノックする音で目が覚める。目を開ければどアップのヨンファヒョン。この距離でオレ眠れるわけがない・・・彼は人肌に安心したのかノックの音にも気付かずによく眠っているようだ。コンコン・・・「ジョンシン入るぞ・・・」せっかちなヒョニヒョンらしくオレの返事を待たずにドアを開けて顔...

Note.201312××_swing heart 4

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最近どこに行くにも持っていくカメラで今回のライブで訪れた広島でも何枚か写真を撮った。パソコンに取り込んだ写真には寂しそうな表情をしたヨンファヒョンがいた。そういえば今回のライブでの訪日はみんな何かが変だった。オレ達の微妙に保たれていたバランスが少しずつ崩れていってるのかもしれない・・・オレは大丈夫。そう心に問いかけてパソコンを閉じてそろそろ寝ようかと思ったその時部屋のドアが開いた・・・「ヨンファヒ...