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BLUE NOTE

キミに底なし沼的独占欲 23

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※R18:BLな表現があります。ご注意ください。 行かないでくれと力の限り叫び呼びとめた背中。けれど立ち止まることはなく、ましてや振り向き、オレを見てくれなどもせず・・・・彼は真っすぐ前を向いて一人行ってしまった。そしてその夜、彼はそのまま帰ることはなかった。その頃彼は・・・・「どこか痛みますか?」迎えに来た車の助手席に座るマネージャーがこちらを心配そうに見て訊ねる。「・・・・・なに?」「いや・・・...

キミに底なし沼的独占欲 22

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「あの頃のオレ達に戻ろう」彼は振り向きざまオレをまっすぐ見て唐突に言った。オレは背中に重くのしかかる空気の重さに押しつぶされそうだ。「ここで伝えたかったんだ。この場所で。オレ達のはじまりの場所で」「な・・・に言ってんだよ。なに一人で決めてるんだよ!!」オレは必死な思いで真っすぐ見つめる瞳に負けまいと怒りと悲しみに震えそうな拳をギュッと握りしめて立つ。ふぅ・・・・・彼は深く息を吐き出す。「はじまりは...

キミに底なし沼的独占欲 21

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※お久しぶりすぎるので、一話前のお話はこちら  ⇒「キミに底なし沼的独占欲20」 気になって復習したい人はカテゴリーに同タイトルでありますので そちらを参照くださいませ。******************************大道り手前の信号が黄色に変わり、対向車線の車が右折を始めたのを見て運転手は慌ててブレーキを踏む。後部座席のオレ達の身体も反動でガクンと揺れて、そしてその勢いで2人の手が重なった。互いの温もりが重なる手の...

情欲の月 2

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※R18:BLな表現があります。ご注意ください。 『じゃあ、しようか』なんて言うから次にどんなことを言われるんだろうと身構えていたのにオマエは拍子ぬけしたような声で聞いた。『今何着てる?』「ジーンズにTシャツだけど・・・・」『そう・・・・』少し考えるような沈黙のあとアイツはまるでちょっとした頼みごとをするかのように言った。『じゃあジーンズの前を開いてよ』「・・・・」『一人なんでしょ?大丈夫。誰も見て...

情欲の月 1

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※R18:BLな表現があります。ご注意ください。 「や・・・・・あっ・・・・あぁっ・・・・・」下肢に伸ばした指先に感じるぬるつく感触。「ああ・・・・・・あ・・・っ!」慌てて片手で口を押さえ、漏れそうになる声を閉じ込める。「んん・・・・・っ」耳元でくすりと笑った声が聞こえる。『声、聞こえちゃうね』先端からは透明な液が零れ続けて、ゆるゆと動き続けるオレの指先を濡らしていた。くちゅ・・・ちゅ・・・くちゅ・...

欲張りな月 8

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※R18:BLな表現があります。ご注意ください。 恥ずかしい。ろくな愛撫もされないままにあんな風に悦んでこんなに感じて-----------・・・。オレはいたたまれない気持ちを隠すように両腕で顔を覆う。「ヨンファ・・・・」オマエがオレを呼ぶ。それだけなのに、ぞくりと背中に震えが走る。そして優しい声に吐息まじりのオマエは、顔を覆っていた両手を強引に取り払っていく。「ヨンファ」「・・・・あっ」顔を見るなと背けても...

欲張りな月 7

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※R18:BLな表現があります。ご注意ください。 オレ達は・・・いや、オレは忘れかけた記憶を取り戻すようにあの熱を再び欲した。タクシーの後部座席で絡めた指先の熱なんかじゃ足りない。もっと確かで、もっと熱いものじゃなきゃダメなんだ。キスで、その指で、その身体でオレをオマエの熱で満たしてよ。そんなオレの想いを知ってか知らずか、エレベーターで上がる時間も待てずに噛みつくように口づけられたそれはどんどん深く...

欲張りな月 6

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帰国してすぐ、いつもならそのまま自宅へと向かうのだけれど、オレは会社へと向かっていた。「いるんでしょまだ」「はい。さっき確認したので大丈夫だと思います」捕まえてそして彼の温もりを感じたいんだ。『成功おめでとう』彼はメッセージにだって愚痴や不安を残すことはない。添付された写真の彼は『心配すんな』って、いつもの笑顔で。「オレにはそんな顔しないでいでよ」手の内で光る画面の中では彼が笑っていた。*********...

欲張りな月 5

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「がんばってこいよ」そう言って送り出されたのは昨日のこと。彼は仕事の為に釜山に帰り、オレはソロファンミーテッィング為に日本に来ていた。「何見てるんですかぁ?」夜の部の為に衣装を替えて髪をセットしてもらいながらiphonで彼をチェック。そんなオレの画面を覗いたスタイリストの彼女はそれを見て笑った。「本当に皆さん仲がいいですよね」「あ・・・・うん。そうだね」「でも・・・・体調でも悪いんですかね?」「そう?...

欲張りな月 4

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※R18:BLな表現があります。ご注意ください。 「ヒョンもオレのリズムに合わせて」「んん・・・・・っ、こう・・・?」抜き差しの動きに合わせるようにシーツに突っ張った爪先に力を入れて腰を浮かせてみたら思い切り奥まで穿たれた貫かれた。「あああ・・・・・っ、や、無理・・・・」一気に突かれた衝撃が電流のように体を突き抜けていき、オレは一瞬で崩れ堕ちた。「もう、仕方ないな」「・・・・・えっ?あ・・・・・・?...

欲張りな月 3

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※R18:BLな表現があります。ご注意ください。 「はっ・・・・あ、も・・・・、いか・・・・せて・・・・・っ」「だー・・・・め、まだまだ、もっと啼いてくれなきゃ」オレは後ろから抱えられるようにした体勢で脚を大きく開かされたまま、延々と啼かされていた。弄り倒された胸の飾りは腫れたようになり、じんじんと疼きが止まらない。そして、さんざん貪られた唇は緩みっぱなしで、零れおちる嬌声を堪えることすらできずにい...

ひとりごと【20150805】&お返事

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今頃キミも空を見上げているだろうか?ボクは月。キミは太陽。見上げる空に浮かぶものが違っていてもこの空はキミへと繋がっているから何度も空を見上げてキミを想う。キミが笑顔でいるといいな。目を閉じて思い浮かべる彼の笑顔。どんなに離れていてもいつも・・・・・愛してる。キミを・・・・・。++++++++++++++++++++++++++++こんばんよん。目が回るような忙しさの怒涛の7月が終わりあっちぃ夏本番の8月がやってきました。一...

欲張りな月 2

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「蝉じゃなくてヨンファが啼いて」「ば・・・・・っっっ」持っていたタオルケットで慌てて顔を隠すように引き上げる。朝っぱらから何言ってんだコイツは!2人を隔てる真白いタオルケット。薄い布一枚の向こう側オマエはどんな顔をしているのだろう?唇を噛みしめ跳ね上がる心臓を抑え込みおそるおそる目の下まで降ろしていく。目に飛び込んできたのは、オレの様子を見て破顔するオマエ。伸ばしてきた掌でオレの頭を乱暴に撫でてベ...

欲張りな月 1

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大きな月がぽっかり浮かぶ夜空。まんまるな月は今月になって2回目。その名は「BLUE MOON」オレは願い事をすれば叶うんだよと以前誰かが教えてくれたのを思い出していた。そんな夢のような話も信じられてしまうような眩い光を放つ月が見上げるオレを照らしている。欲張りなオレは願い事なんてキリがないほどあって、全て願ったら神様だって愛想つかしてしまう。だから心の中の一番隅で輝いてる小さな願いをひとつだけ。たった一つ...

キミに底なし沼的独占欲 20

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ファンミーティング2日目。夏祭りと題したイベントでのオレ達の使命は、ファンを笑顔にすること。ファンはココへオレ達との時間を楽しむために来ているのだから、ステージを降りたオレ達に何かあったとしてもそんなことは知らなくたっていいことだ。だからとびきり楽しい時間をみんなに。唯一気になったことといえば、そうフラフープ。これだけは勘弁してほしかった・・・かな。だって回し始めたらチクチクと刺す(どこがとは聞か...