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BLUE NOTE

My Little Lover 1

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「・・・で、いったいコレはなんだ?」目覚めたオレは、枕元で覗きこむ小さな瞳に思わず問いた。確かに夢を見ていた。あの夜を何度も思い出していた。けれど、目の前のこの存在はなんだ?よく知った顔に浮かぶこれまたよく知るくっきりと浮かぶ笑窪。嬉しそうに笑ってオレを覗きこむ瞳。「オマエ・・・どうした?」もう一度問いかける。すると消えてしまうっていうのが現実だったりする訳で、オレはきっとまだ夢の中・・・・のはず...

キミと2人で見る夢はlast

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※R18:BLな表現があります。ご注意ください。「あ・・・・・・」首に吸いついた感触に声を上げる。強めに吸われて身を捩ると、ペロリと舐めて離れていった。「ここにさ、痕つけちゃダメだよね?」キスの痕は所有の証。けれど、オレたちにとってそれは公にしていいものじゃない。「他のところにしろよ」やんわりと牽制して額を小突いたらオマエは笑いながらオレの腿を撫ぜた。「ここ・・・でもいい?」自身に近い敏感な場所だ...

キミと2人で見る夢は2

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華やかなこの世界は、毎日が刺激に満ち溢れている。けれど一方で、その場所に立ち続ける為にやらなくてはいけないことは多すぎて、時間なんて24時間あったって足りやしない。今が勝負時だってこと。誰に言われなくたって分かってる。だから少しでも多く前に進まなきゃ。進まなきゃ。他人よりも前へ・・・・・でもさ、その後には何が残るだろう?・・・って、そう思った。そしたら怖くなってさ、急にまた怖くなってさ。オレは眠れ...

SSS_友達以上恋人未満

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※R18:BLな表現があります。ご注意ください。真夜中に部屋へと呼んだアイツと二回戦目に突入してオレは、下肢を中心に責め立てられていた。舐められて、吸われて、もうぐずぐずになったそこを執拗に弄るアイツも、相当ストレスが溜まっているのかもしれない。「い、・・・いい。そこっ」長い指先が先端を掠めるだけで全身が甘く痺れる。アイツの手で、そこは苦しいくらい張りつめ一度達したというのに先端は溢れた体液でじっ...

キミと2人で見る夢は1

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「少し無理させたか・・・」幾度か交わった後、気を失うようにして眠ってしまった彼。殺人的スケジュールをこなす彼。とても疲れているはずなのに、だからこそなのか、時間があれば繋がりたがった。「ごめん、ダメだって分かってるんだけどさ」疲れている彼を少しでも休ませなきゃいけない。分かっているのに彼の誘惑は強烈で、オレは毎度ダメだと思いながらも求められるまま求められるだけ与え続けた。そう、彼が気を失うまで。眠...

Antique4 JS_3

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※R18:BLな表現があります。ご注意ください。「さぁ」呆然とうするオレの前で彼はベッドの縁に大きく足を開いて腰かけた。示された脚の間のそれは既に変化を見せ、窮屈そうに身につけているものを押し上げている。キミの番つまりはオレにも同じ行為をということだ。経験がない訳じゃないが、誰にでもできるかと言えばそうではなくて、オレはその場に座り込んでしまう。「さぁ」僅かに苛立ちを含む彼の声を聞いた時、やはり脳...

Antique3 JS_2

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※R18:BLな表現があります。ご注意ください。どうしよう、どうしよう、どうしよう。ごめんなさいと謝って今すぐこの部屋を後にするか、それとも従順に服を脱ぐか。オレは必死に思考をめぐらしていた。常識的に考えれば、こんなことあっていい訳ないし、即効部屋を後にしたっておかしくない状況だ。けれど、その時は多くを失うことになるかもしれない。『誠意を見せてくるんだよ』彼がオレに告げた一言は、この状況を分ってい...

Antique2 JS_1

18
お願いがあります。なんだ?言ってみなさい。オレにも守りたいものはあります。そして、守りたいという思いに反して自分の力が足りずに諦めなければならないことも知っています。だからだからなんだ?『・・・・人形遊びは楽しいですか?』喉まで出かかった言葉を腹に呑み込む。どうか慈悲を・・・・不足分はオマエが支払うと。もちろんワタシはマスターの望むままの『人形』ですから・・・・・綺麗に飾られてオレはとあるホテルの...

藍の絆 last ep

10
※R18:BLな表現があります。ご注意ください。「綺麗やろ」窓に映る自分の姿。快楽に染まる肌に浮かび上がる美しい模様にオレは釘付けになっていた。そしてどこか懐かしい韻が耳を擽る。「普段は見えん。せやけど、こうやってオマエが 興奮した時にそれは現れるんや・・・」昔オレもそんな風に話していた。もう随分と口にしていないその音はオレに懐かしい故郷を思い出させた。「オマエは夢を叶えるんやろ?」「・・・っく」...

藍の絆 11

0
※R18:BLな表現があります。ご注意ください。窓から差し込む月光の下、長い手足がシーツの上を泳ぐ。「あ、んん・・・もっと・・・」細い腰を揺らし、誘う彼の求めるままオレは快楽を与え続ける。「もっと、もっとだよ・・・・」互いに知り尽くした身体を貪るりあい、共に高みへと駆け上がる。「ああ・・・っく、ジョンシ・・・ナ・・・」「ミニョも・・・オレ・・・」気持ちよくて、我慢できなくて興奮した。全身の血が沸騰...

藍の絆 10

6
※R18:BLな表現があります。ご注意ください。「・・・っ、い・・・あ・・・んんっ」窓ガラスに手をついて、オレは淫らな声を上げる。森の闇は深く、窓は鏡となり2人の男の姿を映し出す。初めから何一つ身につけていなかったオレと僅かに乱した衣服のジョンヒョン。彼はオレの首筋に執拗に口づけを繰り返していてオレから表情を窺うことはできなかった。この場所で、オレはあれ程踏み込むことを恐れた世界へと足を踏み入れた...

PEACHな夜 4

14
この日の営業中、オレはずっと彼のことばかり考えていた。今夜はいつもより客入りもよかったし、言い寄ってくる女たちも何人かいたというのに頭んなかは今朝方目にした彼の姿ばかり。『あ、あ、あ・・・っ』断続に漏らされる掠れた啼き声。苦しさだけでなく、艶もつそれに自分自身が育っていくのを感じていた。『っ、あ、やめ・・・・』何度も逃げ出そうとする身体の中を指で暴き繰り返し声を上げさせていく。『っあ、ああ、マス・...

PEACHな夜 3

4
「ん・・・んん・・っ」上顎を擽って、逃げる舌を捕まえて幾度か吸うと甘い声が漏れた。ヨンファはオレの肩に懸命にしがみついて少しばかり震えているようだった。キスなんてこれまで数えきれないほどしている。相手は女・・・だけどな。しかし彼とするそれはそのどれとも違っていた。だから角度を変えて何度も味わうように唇を合わせた。「は、んっ・・・はぅ、う・・・っ」唇が離れたら捉えて、また塞ぐ。「う・・、ちょ・・わ・...

PEACHな夜 2

6
店の前に立つと大きく深呼吸を一つした。そして左腕の時計を見てから、オレはゆっくりと足を踏み出して二階へと続く階段を上った。あれから何時間も経っている。「待っている」そう言っていたが、ひょっとしたらもう帰ってしまったかもしれない。そんなことを思いながら玄関代わりの扉を一枚開けたオレは、そこに出かけた時のまんまのスニーカーがあることに目を留める。「まだいたか・・・」そう呟いた自分が、案外それを期待して...

PEACHな夜 1

6
少しばかし人より遅く起きて、ミニョクの店で一杯のコーヒーとドーナツで買う。その日の買い出しを済ませて後、ジムで軽く汗を流してからシャワーを浴びて店に出る。その日にビビビときた女がいれば一夜を共にして、「おはよう」を合図に別れを告げ、軽く睡眠を貪ったあとミニョクの店に行く。オレの一日はざっとこんな感じの繰り返し。女には不自由してなかった。真剣に付き合うのはこの街で出会った彼女が最後。もう三年は特定の...

藍の絆 9

10
※R18:BLな表現があります。ご注意ください。離れていく身体寄り添う身体二つの異なる熱がオレを変えていく。離れていったジョンヒョンの身体はオレ以上に熱くなかっただろうか?押し付けられていた彼のそれは今にも弾けそうなぐらい硬く張りつめていなかっただろうか?確かめたくて伸ばした指先は、けれどもミニョクによって捉えられしっかりと繋ぎとめられる。「大丈夫。あなたならすぐにイケます」「ああっ」「ほら、じょ...

Antique1

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※R18:BLな表現があります。ご注意ください。「・・・んっ・・・」ぐちゅりと濡れた音が生まれたと同時にオレの中へ指が侵入を始める。「キミのここは本当に欲張りだね」背後から囁かれる声に、ぞくりと背中を走る何かに思わずそれを締めあげずにはいられない。「ほら、またおねだりしてる」クククと喉を鳴らして笑う息使いに、何かが這いずりまわるような感覚を覚えそしてまた、かの場所が蠢いた。「もう何度もいったのに」...