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BLUE NOTE

Tatoo 22

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※R18:BLな表現があります。ご注意くださいませ。彼らが知らない間に話しをしていたことなど知らないオレは、ジョンヒョンに見送られて最後の階段に差し掛かったところ。エレベーターは当然使わせてもらえないらしい。「ジョンヒョンも大人になったと思わないか、ヨンファ」彼に支えられるようにして歩くオレは、もう話すことさえままならない。最後の試練とばかりに一歩階段を上がろうとした途端、中にあるものが位置を変え...

Tatoo 21

4
『さすが早起きだねぇ』出るなりそう言ってきたのは電話の向こうのアイツ。もといオレたちの飼い主。こんな朝早く(オレたちにとっての)に電話を、しかもオレにかけてくるなんてありえない相手だった。「今日は釣りはしてませんよ」『そんな日もあるんだな』「えぇ」何を知りたくて電話をよこしたんだか。電話の向こう側の相手の声では計れやしない。ただ曖昧に答えを返してみるが果たして彼の真意はいかに?「何かオレに用でした...

Tatoo 20

1
一歩足を進めるだけで突き上げるような衝撃がくる。肌には汗が滲みはじめ、服の下の身体は淫らな反応をはじめていた。勃ちはじめた紅い実と熱杭。それらは布によって隠されているものの、今にも暴かれてしまうような状況に更に感じられずにはいられなかった。けれどレは必死に平静を装っている。此処は事務所でこんな状況を知られていい場所じゃあない。オレは前を歩く彼の背中に視線をやるが助けを請うこともできない。まだ・・・...

Tatoo 19

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拒みきれない彼が気を失うまで番い、一時結ばれたコトで互いに目を反らし続けている違和感が僅かばかりなくなった。と、思ったのも束の間離れてしまえばまた気持ちが彷徨いはじめる。そして今夜もまた、なにかボタンを掛け違えたような違和感と生理的な欲求を満たした後の倦怠感に襲われてオレは、声も掛けずに彼の部屋を後にする。「そろそろお互い限界だな・・・」互いの重苦しい気持ちは伝わってくるしもちろん、周囲も少なから...

Tatoo 18

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※R18:BLな表現があります。ご注意くださいませ。※R18:BLな表現があります。ご注意くださいませ。彼が約束した時間よりも小一時間遅れて、オレの作業室へと顔を覗かせた時には、あらかた今日の分の作業は終わっていた。「おかえりなさい代表」オレは立ち上がり彼を迎える。それにしてもどうして彼はわざわざこの部屋へやってきたのだろうか?いつもなら最上階の彼の部屋へと呼び出すのに今日に限ってこの場所を指定して...

Tatoo 17

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オレはずっとオマエに黙っていることがある。そして知っていて知らないふりを続けている。そのわけは、少しでも一緒にいられる時間をただオレが・・・オレ自身の我儘で引き伸ばしたかっただけに違いない。逃げるように飛ばした意識はすぐに浮上したものの、オマエがあんまり見つめてるから目を開けることもできないでいた。独り言の声も大きいんだよオマエは・・・ったく、それもオレがハッキリさせないせいだから本当は責めるべき...