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BLUE NOTE

SSS_20170628_予感

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SSS
チャンスだ。ふたりきりになった部屋で、めずらしく飲みはじめたビールに勢いがついて今日は相手はやけに深く酔っている。さっきまで演奏時におけるリズムの役割なんていうのを熱く語っていたのに、急にやってきた沈黙の5分。今だよな・・・だってたぶん今しか・・・ない。彼の誕生日に幸運にも一緒にいることを許された男として行くしかないでしょ。それに最近思惑が外れて、あれも・・・これも・・・手に入れることができなかっ...

SSS_20170626_バニと一緒

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SSS
"Yonghwa Present Please"そう言って渡されたのは可愛らしいウサギ・・・・の、ぬいぐるみ。「Thank you」帰国する為にやってきた空港に詰めかけたファンの一人が差し出したPresent。沢山の紙袋と手紙と一緒にまるで本物のウサギを掴むみたいに耳を掴みあげて受け取る。あたたそんな声が聞こえてきそうだが別のPresentの紙袋の中に突っ込んで先を急いだ。日本でのライブからのNYというハードスケジュール。分かってはいたけれど...

PRESENT 2

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「ヒョンの一か月を頂戴」5月15日誕生日当日。何が欲しいのか聞くの忘れちゃったしと、本人に訊ねてみればオマエはオレが欲しいと言った。「何でもやるのに、そんなもんでいいのかよ」とアイツには言ったけれど、内心変なドキドキが止まらない。「男に二言は無い!だよね?」「あ?・・・当たり前だろ」咄嗟に答えたらオマエは深い笑窪作って満面の笑み。それ・・・反則。そんなん見たら、みんな一瞬で堕ちるつーの。オレは心臓...

Tatoo 28

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その日ぼんやりと時間が流れていくままに身を任せていたオレは、気づけば外は暗く部屋も暗い中に一人ぼんやりとソファに座り込んでいた。なぁ-・・・おなぁ-・・・お・・・と、足元にすり寄る柔らかい存在はご飯はまだ?とせがんでいる。「わるいな・・・すぐ用意するから」こんな時だからこそ傍にいてくれる温もりがありがたい。トイレを掃除して、水を替えて餌をやる。よほどお腹が空いていたのだろうか入れた瞬間に夢中になって...