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kaonyon

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※このお話はもちろんフィクションです。
 名の似た人が登場人物ですが、読んで不快に感じる方もみえるかもしれません。
 し苦手だ!作り話は無理!という方がお見えになりましたら
 そっと上の×ボタンを押していただけたら幸いです。

















その日は特別に宿舎下にあるカフェで夕食をとった。
帰り道はお互いずっと無言のまま。
前を行くグァンジンの背中を目で追いながら此処までやってきたんだ。


「・・・・今日はごめん」


アイスコーヒーのストローをかじりながら
そう呟いたヨンファの言葉にジョンヒョンはぼんやりと視線を上げる。


「なんか・・さ、いやな思いさせただろ?」


いやな思いしたのはアンタの方なのに・・・
そう思うからこそ心配かけまいと笑ってみせる。
それを見て少し安心したのかヨンファはほっとしたような表情を見せた。


「それでもですね、
 必要なこともあるんですよ。ね、ヨンファヒョン」
「うん・・・・」


眉をしかめたヨンファはグァンジンの言葉に返事を返すも
同時に重い息も吐き出していった。


「ヨンファヒョンはそう思うんだ」


オレンジジュースの中の氷がカランと音を立てる。
ヨンファは、伏せた視線をオレに合わせたあと、少し首をかしげて頷いた。


「アンタがさ、そうやって笑う時は
 なんか誤魔かして自分にウソついてるときでしょ。
 自分でわかってる?」
「・・・・・」


思わず出た一言。
ヨンファはさっと目を伏せた。


「それ以上苛めないでやってくださいよ。
 ヨンファヒョンが頑張ってることヒョニヒョンだって
 わかっているんでしょ?」
「うるせ・・・わかってる」


「なら・・・ねぇ」と、年下らしかぬ余裕たっぷりな態度のグァンジン。
それがなんだか悔しくて間をもたせようとストローに口をつけたが
すでにグラスの中には氷しか残っていないことに気づく。


「約束して」
「・・・え?」


じぃっと真っすぐヨンファを見る。
隣りに座るグァンジンの存在が気になるが
そんなことより大事なことがある。


「デビューは嬉しい。けれど、ヒョンだけが頑張らないで」


真っすぐに彼を見つめる。




オレはこの人とずっと一緒にいたい。




それが今のオレの素直な気持ちだ。


「ヒョン・・・・」


伸ばした指先でヨンファに触れた。
それを合図に視線を上げた彼の瞳は、窓を背にするオレの後を捉える。
すると突然帰ろうと立ちあがった。


「ヒョン!」


咎めるようなジョンヒョンの声にヨンファは穏やかな瞳を向けて
約束するから・・・と呟く。


「約束するよ。一緒にがんばろうぜ」


そう言って立ち上がり出口へと向かうヨンファの姿が
外の光の中に一瞬溶けたように見えて
思わず目を擦って瞬きを繰り返しているうちに
ヨンファは勘定をすませて店を出ていくところ。


「行かないんですか?」


相変わらず余裕の声色で促されて
ジョンヒョンは慌てて追いかけた。


落ち着いた照明の店内に慣れた目は外の光に目が眩む。


彼が・・・ヨンファが消えた気がした。


チリンチリンチリン


ベルが鳴り我に返る。
身体を翻すと自転車に乗った学生が追い越していった。
ヨンファは角を曲がるところで、ジョンヒョンは急いでそれを追う。
沈み始めた太陽が作り出す影が伸びる。
それがぐにゃりと形を変えたことに誰一人気づくものはいなかった。




⇒To Be Continued
+++++++++++++++++++++++++++




久しぶりに書いたから文章が・・・(汗)
お話自体もなかなか進みませんね。
ぐるぐる悩む彼らと私がシンクロしているせいでしょうか?
あと2週間。D-14
もうすぐ彼が帰ってきますね。


kaonyon


【お詫び】
コメントをくださる方へ
いつもありがとうございます。ずっとお返事ができない状態が続いていて
申し訳ありません。全部目を通しています。ヨンでいてくださる方がみえる
ということはとてもありがたく、本当に感謝しております。
この場を借りてお礼申し上げます。
このお話が少しでもそのお礼になればと願います・・・・・





いつもたくさんのポチ・コメ・拍手ありがとうございます。
お話をヨンでよかったと思っていただいたら、
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アナタからワタシへ元気玉です。いつもありがとうございます。

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Comments 6

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2019/10/21 (Mon) 04:04 | EDIT | REPLY |   
ひでみのり  

お話更新、ありがとうございます。😆💕✨
もうすぐ除隊ですね。
ヨンファ君の負担が心配です。

2019/10/21 (Mon) 08:16 | EDIT | REPLY |   
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2019/10/21 (Mon) 14:51 | EDIT | REPLY |   
ic****サマ  
Re: タイトルなし

どの話のヨンファもみんな変わらない。
それは私がやっぱり現実のヨンファさんが好きで
現実から切り離せないからかもしれません。
もちろん彼の人物像は、私の妄想から生まれたものなのだけれど
このお部屋が作り出す世界では彼は彼のままでいてほしいと
そう思うのです。
そんな彼を好きでいてくれてありがとう。
続きも楽しみにしていてね。

2019/10/21 (Mon) 16:41 | EDIT | REPLY |   
ひでみのりサマ  
Re: タイトルなし

こちらこそ、忘れずに訪れてくださり
感謝!感謝!!です。
本当に長く色々なことがあった時間も
まずは彼を迎えることから動きだしますね。
私はただただ応援するだけかなと、
今は考えております。
一緒にもう少し待ちましょうね。

2019/10/21 (Mon) 16:44 | EDIT | REPLY |   
ta******サマ  
Re: タイトルなし

忘れずにいてくれてカムサハムニダ!
元気元気!!とまではいかないですが
なんとかやっています。
皆さんに心配していただいて心苦しい限りですが
感謝の気持ちをご迷惑顧みず妄想の世界を作り出すことで
お返ししようかと頑張ってみました。
もしよければ続きも楽しんでやってください。

2019/10/21 (Mon) 16:46 | EDIT | REPLY |   

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